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一味違うチタン製、セラミック焙煎機を独自開発 京都

ウェルドワンが開発したセラミック焙煎機。本体は熱に強く殺菌効果が高いチタンでできている(京都府与謝野町明石)
ウェルドワンが開発したセラミック焙煎機。本体は熱に強く殺菌効果が高いチタンでできている(京都府与謝野町明石)

 京都府与謝野町の金属加工会社が、コーヒー豆をセラミックの遠赤外線で加熱する焙煎(ばいせん)機を独自開発した。本体には熱やさびに強く殺菌効果もあるとされるチタンを採用し、同社は「セラミックのチタン製焙煎機は他に聞いたことはない。焙煎した豆の仕上がりが他とは違うことを多くの人に知ってもらいたい」としている。

 自転車部品などを製造している「WELD ONE(ウェルドワン)」(同町明石)代表の小西栄二さん(50)が、2015年に知人から焙煎機の製造を依頼されたことを機に独自技術でチタン製焙煎機を開発。同時に自社ブランド「京都YOSANO ROASTER」を立ち上げた。

 今回開発した焙煎機は従来のチタンドラムを改良し、炭火と同等の赤外線量があるセラミックの遠赤外線で豆を煎(い)る。ドラム内は豆が前後左右に回転する仕組みで、豆の芯から均一にローストする。雑味が少なく豆本来の香りが際立つ焙煎を可能にした。また、舞鶴市のポリテクカレッジ京都(京都職業能力開発短期大学校)との共同研究で焙煎量や時間などをあらかじめ設定できるシステムを導入。本体付属のタッチパネルで誰でも簡単に操作ができるようにした。

 本体は高さ75センチ、幅50センチ、奥行きが80センチで、販売価格はタッチパネル付きで1台165万円(税別)。9月に東京都で開催された国内外のコーヒー関連企業や豆の生産者などが集まる展示会でも好評だったという。小西さんは「開発は難しく大変なことも多かったが、京都の小さなメーカーでもオリジナル性のあるものづくりに取り組んでいることを全国に向けて発信していきたい」と力を込める。

【 2017年10月09日 22時10分 】

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