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利用低迷、スクールランチ改善策 大津、弁当ない中学生に

利用率が低迷している大津市教委のスクールランチのメニュー表。6月から金曜限定でカフェランチを加えた
利用率が低迷している大津市教委のスクールランチのメニュー表。6月から金曜限定でカフェランチを加えた

 家庭から手作り弁当を持参できない中学生に、栄養バランスの取れた昼食を提供する大津市教育委員会のスクールランチ事業の利用率が減少している。2016年度は対象生徒の0・4%にとどまり、当日注文のしにくさやメニューが1種類だった点が原因とみられる。市教委は改善に向け、金曜日限定で2種類に増やす対策に乗り出した。

 市教委によると、給食がある2中学校を除いた市内の16校は家庭の弁当が基本だが、5%の生徒が何らかの事情で持参せずパンなどを購入している。スクールランチは13年から民間業者に委託して始め、配膳費など年間1200万円を支払っている。生徒は1食400円で利用できる。

 当初は2%の生徒が利用すると見込んでいたが、13年度の1・3%(注文1万4千食)から減少が続き、15年度は0・5%(同7800食)、さらに16年度は0・4%(同6600食)まで落ち込んだ。

 市教委は低迷の原因について前日までの予約が基本で、当日は登校後に注文できない点を挙げる。「親が忙しく、弁当を作れない場合に対応しにくい」(市教委)。メニューは日替わりだが1種類しかない点にも「コンビニの方が選択肢がある」と生徒から不評だったという。

 対策として、市教委は6月から金曜限定でメニューに「カフェランチ」を加えて2種類に。デザートとサラダ付きでカロリー控えめといい、6月の利用は1日平均40食で4月から37%増えた。市教委は「弁当を持参できない際の選択肢として定着させ、利用率を高めたい」としている。

【 2017年07月14日 12時10分 】

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