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琵琶湖の空に「鳥人間」の夢 コンテストへ京都・滋賀の学生

【上】鳥人間コンテストで使う「結合翼」の機体の模型を手にする江越さん(右から2番目)ら滋賀県立大の学生=彦根市八坂町・同大学【下】大会に向け、機体の整備を進める京都大の学生(京都市左京区・同大学)
【上】鳥人間コンテストで使う「結合翼」の機体の模型を手にする江越さん(右から2番目)ら滋賀県立大の学生=彦根市八坂町・同大学【下】大会に向け、機体の整備を進める京都大の学生(京都市左京区・同大学)

 滋賀県彦根市の琵琶湖岸で今月末に開かれる人力飛行機の大会「第40回鳥人間コンテスト」に、京都と滋賀の大学生が出場する。滋賀県立大(同市)では学生が活動休止状態だったチームを立て直し、「自分が設計した飛行機で、空を飛びたい」と夢見てきた舞台に挑む。

■メンバー集め7年ぶりの出場

 プロペラのない滑空機部門に7年ぶりに出場する県立大航空研究会の部長江越啓太さん(22)は「鳥人間に出るため」会場に近い同大学を選んだ。ところが、入学当初、同会は機体を製作しておらず、同学年で活動する部員は江越さんだけ。1人では飛行機を飛ばすことができず、メンバー集めに奔走した。

 1年前、同じ学科だった鵜飼佳奈さん(21)が入り副部長となり、昨秋と今春に3人が入部した。コンテスト出場経験のある他大学に出向いてノウハウを学び「普通の形ではない飛行機を」と主翼と尾翼がつながる「結合翼」の機体を考案した。

 機体の愛称は滋賀県の鳥カイツブリの別名「鸊鷉(へきてい)」で、地元らしさをPR。200メートル以上の飛行を目指す。パイロットの江越さんは「何とか目標距離を飛びたい」と本番を見据えている。

■新記録へ100万円超の機体

 一方、プロペラ機部門に出る京都大(京都市左京区)チーム。10年ほど前に3位に入った実力を持ち、60人の大所帯だ。部員のアルバイトなどで集めた資金100万円超で飛行機を作り、5回の試験飛行を繰り返してきた。

 目標は過去最高の10キロの飛行。部長の浅井飛鷹さん(22)は「コンテストはものづくりの人間が脚光を浴びる機会で、楽しみ」と話している。

 鳥人間コンテストは29、30日に彦根市松原町の松原水泳場で行われる。

【 2017年07月25日 17時00分 】

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