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柔らか~いオブジェ

石屋
石屋
 上を向いてほえる恐竜に直径60センチの巨大な野球ボール…。左京区東大路通今出川上ルにある石材店前で、精巧に作られた御影石のオブジェが通行人の目を楽しませている。

 軟式野球を趣味とする店主の水野充弘さん(54)が10年ほど前、伝統産業の展示会出品を機に野球ボールとバットを制作。店頭に置いた重さ300キロの「硬球」は評判を呼び、2007年には同型を甲子園球場そばの通称タイガース神社(素盞嗚(すさのお)神社)に奉納した。2年前には10個ほどの「骨」が組み合わさった、高さ1メートルの恐竜も店先に加わった。

 墓石作りや文化財修復が主な仕事だが、オブジェがユーモラスな注文も引き寄せる。インコやサッカーボール、辞書…。固い石も柔らか~く見せまっせ。

【2012年10月17日掲載】