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京都新聞社(京都市中京区)

新聞の温かみにこもる 情熱感じて
販売所別に分けられた新聞が次々と流れる発送現場(京都市中京区)
 「静かやなあ」「パソコンが多いね」。編集局のほとんどの部署が陣取る5階フロアに入って、見学者は意外な静けさに驚く。
 見学者が訪れた午後2時すぎは夕刊作りが終わった直後。人の姿が少ない。しかし、フロアには記者がキーボードをたたく音や拡声器から流れる共同通信の速報ニュースが響いていた。突発ニュースが舞い込めば、号外作りの緊張感と熱気が味わえるかもしれない。
 2、3階では、高さ約15メートルもある高速オフセット輪転機が夕刊を印刷している。京滋各地の販売所別に自動梱包(こんぽう)する発送工程も見ることができる。
 新聞作りは、この25年ほどの間に様変わりした。鉛の活字は姿を消し、紙面はすべてコンピューターの画面上で製作できるようになり、作業のスピードも飛躍的に向上した。
 さらに現在は、インターネットを使ったニュース配信も行われている。見学者ルームで最初に見る案内ビデオでその変遷を紹介している。
 刷り上がったばかりの夕刊は少し温かい。新聞発行にかける新聞人の情熱を感じてほしい。(おわり)
〈見学メモ〉京都市中京区烏丸通夷川上ル(地下鉄烏丸線「丸太町駅」下車すぐ)。火曜〜土曜の午後1時30分から(1日1回)。2人から。要予約。無料。問い合わせはTel:075(256)0007。

1985(昭和60)年まで使われた鉛の活字

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