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(434)菓子、花、風…早春の気配

作品

・もこもこのピンク手ぶくろあなあいた
宇治市・宇治黄檗学園宇治小2年 田端 萌生

・すいせんのおかしとまっちゃでほっこりと
大津市・瀬田北小2年 小森 春輝

・大寒に抹茶を一服一礼する
大津市・瀬田北小5年 小森 一輝

ねんてん先生

ねんてん先生の575

 田端さん。穴があいて、それがもこもこの手袋に似合うのですね。もこもこの中から指がにゅっと出て、指ももこもこしているのではないでしょうか。

 春輝さん。兄弟で初釜(はつがま)体験をしたようですね。「はつがまでお点前体けんよいしせい」も春輝さんの作です。勇輝、春輝、一輝の3兄弟がひざをそろえているようす、なんだかほほえましいです。

 おきゃくさんまっちゃをどうぞおじぎする
 これは大将軍ひかり保育園年長の勇輝さんの作です。

 5年生の一輝さんは、漢字をうまく使ってお茶の雰囲気を表現しました。大寒、抹茶、一服、一礼が響き合って、お茶の席の快い緊張感を伝えています。見事です。

 さて、2月も下旬になって、いよいよ早春の気配がしてきました。みなさんは何によって春のおとずれを感じますか。たとえば、和菓子屋さんへ行くと、うぐいすもち、さくらもちなどの春の菓子が並んでいます。花屋の店頭では猫やなぎ、桃の花、菜の花などが春を告げています。庭や校庭、公園などの梅の花も香っていますね。天気のよい日だと、風がきらきら光ります。では、新美南吉の詩「窓」を引きます。みなさん、音読してください。

窓をあければ
風がくる、風がくる。
光つた風がふいてくる。
(俳人、京都教育大・佛教大名誉教授 坪内稔典)

小学生の俳句を募っています。作品3点までと、住所、氏名、学校名、学年、電話番号を明記し〒604-8577 京都新聞文化部「ねんてん先生の575」係。メールは575haiku@mb.kyoto-np.co.jp

【2018年02月18日掲載】