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つじあやの KYOTO GIRLの散歩道

(10・完)出会い、出会いの10年間
イラスト・ナカムラユキ
 アーティストとして活動する間に出会いが広がっていくものだけど、その逆もあり。
 イラストレーターのカンバラクニエちゃん。この人とは長い。
 実は中学の同級生。
 美術高校に入りたくて一生懸命絵を描いてた私と、陸上部で一生懸命走ってたくにえちゃん(&彼女は研究肌で成績優秀!)。
 なぜか気が合い、放課後和菓子を一緒に食べたり、朝礼に遅刻してダッシュしたり。それが中学卒業後10年、思わぬ場所で再会。
 FM局のイベントで歌っていると、そのステージに大きなイラストの幕が。スタッフが聞いてきた。「この絵京都のカンバラクニエちゃんが描かはってんけど、知ってる?」「えっ?? カンバラって‥あのかんばら?」
 絵を目指してた私が音楽で、くにえちゃんが絵の世界! 不思議なもんやなあ。出会いが出会いやから今いつ会っても中学生に戻る二人。
「元気〜?」
「まーまーやなあ」
 新しい出会いもある。去年の大晦日(おおみそか)、京都の劇団ヨーロッパ企画のカウントダウンにゲスト出演しました。
 お互い前から知っていて近づきたいのに何となく時は流れ、やっと出会えた2008年。
 10周年を迎えた彼らのカウントダウンは、不器用な男の子と女の子の出会いをテーマに今までの10年を構成。おかしくて笑っちゃうけどほろりとくるエピソードに、恋の歌を歌いました。
 ヨーロッパのみんな、まだ出会ったばかりだけど今後もよろしく! ストレートに感情表現する事にテレがあり、それが独自の表現に繋(つな)がってくとこ、似てるかもしれないね。
 冬から春へ、もうすぐ京都の街に桜が咲きます。私も今年デビュー10周年。京都ガールの散歩道はまだまだ続くのだ!
=おわり
2009年3月16日掲載