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露店爆発被害者支援、息長く

向日町署、元福知山署員が講演
福知山露店爆発事故の被害者支援に関する講演が行われた総会(向日市上植野町・向日町署)
福知山露店爆発事故の被害者支援に関する講演が行われた総会(向日市上植野町・向日町署)

 乙訓犯罪被害者支援連絡協議会の総会がこのほど、向日町署であった。乙訓地域の市町や各種団体関係者ら約20人が、2013年の福知山露店爆発事故で被害者支援を担当した警察官らの講演に耳を傾けた。

 事故は13年8月に発生、58人が死傷した。当時、福知山署員だった大槻裕昭・舞鶴署警務課係長は、遺族と重傷者への要望聴取や情報提供、カウンセリングなどの支援を振り返り「被害者の視点に立った活動が重要。必要な情報を伝えるための現状把握や関係機関との連携・情報共有、二次被害防止が大切だ」と強調した。「多数の負傷者が出て広域的な対応に苦慮した」とも述べ、「やけどに苦しんでいる方が今もおられ、やりきれない。被害者を社会全体で支える、息の長い支援態勢づくりが欠かせない」と訴えた。

 総会ではこの他、府警犯罪被害者支援室の相馬博美係長が被害者に寄り添ったカウンセリングや被害者支援の在り方を語った。

【2017年12月08日掲載】