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24日準決勝、試合展望

 第99回全国高校野球選手権京都大会は24日、わかさスタジアム京都で準決勝2試合を行う。第1試合(午前10時)は龍谷大平安-西城陽、第2試合(午後0時半)は綾部-京都成章が対戦する。4校の投打のデータから試合の見どころを展望する。

■龍谷大平安×西城陽

 投打ともに総合力が高い龍谷大平安に、ノーシードから打ち勝ってきた西城陽が挑む。鍵を握るのは先制点。西城陽が伝統校相手にひるまずプレーできるか。

 龍谷大平安は4試合中3試合で先制点を挙げ、試合を優位に進めた。中軸の中野、岡田、松田の長打に加え、4試合で18盗塁と機動力を絡める攻撃には迫力がある。投手陣は計4失点。2年生右腕の小寺と島田、3年左腕の高井が安定し、連投もない。守備や走塁のミスが出ており、隙をつかれないようにしたい。

 西城陽は4試合を戦い、チーム打率4割5分8厘。阪本、坪倉、棚橋を軸に、1試合平均13・5安打と切れ目がない。三振は計8と少なく、単打を連ねて複数点を奪う集中打が持ち味。投手はエース矢野がほぼ一人で投げ抜き、防御率2・00と粘り強い。疲労が気がかりなだけに、打線が早く援護したい。

 西城陽の28歳西田監督は初の4強。百戦錬磨の龍谷大平安・原田監督の采配も注目だ。

■綾部×京都成章

 両校とも完投能力の高い好投手を擁する。準決勝でもエースの力投は不可欠で、打線の援護が勝敗を左右する。綾部は42年ぶり4強入りを支えた勝負強さがあり、京都成章はここまで無失策の守備にも注目が集まる。

 綾部は春季府大会準優勝に貢献した右腕の四方裕が勢いを象徴する。完封した準々決勝のように、自慢の制球力とピンチで見せる気迫の投球でチームを盛り上げたい。左腕の四方優人も2度の登板で結果を残した。チーム打率は2割6分7厘にとどまるが、終盤に4点差を跳ね返した初戦など、好機を逃さない連打と集中力が際立つ。

 京都成章はエース右腕の北山が全4試合に先発して防御率1・74と安定する。勝負球の変化球がさえ、奪三振は40と際立つ。序盤の戦いで目立った四死球を減らし、テンポ良く投げ込めるか。攻撃は17犠打などで走者を着実に得点圏に進めてきた。4回戦と準々決勝で決勝の本塁打を放った3番茂木ら中軸の前に走者を置きたい。

 

【2017年07月23日配信】