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水源の里、持続考える

米原で全国シンポ
米原や長浜への移住の実例を報告し、水源の里の持続について課題と方策を探ったパネルディスカッション(米原市下多良2丁目・県立文化産業交流会館)
米原や長浜への移住の実例を報告し、水源の里の持続について課題と方策を探ったパネルディスカッション(米原市下多良2丁目・県立文化産業交流会館)

 過疎高齢化が進む地域の持続などを話し合う「第11回全国水源の里シンポジウム」(実行委主催)が12日、米原市下多良2丁目の県立文化産業交流会館で開かれた。加盟自治体の職員や市民ら450人が参加して意見交換した。

 「日本一のびわ湖の水源から、今見つめ直す水源の里の心と文化」がテーマ。アウトドア道具メーカー「モンベル」社長の辰野勇氏が基調講演し、「子育てや健康寿命の増進、エコツーリズムで地域経済活性などにも野外活動は役立つ」と説き、鳥取県などと包括協定を結んでいることなどを報告した。

 パネルディスカッションでは、米原市や長浜市に移住してきた3人と平尾道雄米原市長が湖北への移住実例を語り、「空き家はあるが、貸し手が少ない」などの課題を指摘。行政が水回りを整備して貸し出す綾部市の例を参考に、「地域のトイレを洋式化すると訪問人口が増える」など具体的な提案が出された。13日は、参加者による伊吹山西麓や竹生島などの現地視察がある。

【2017年10月13日掲載】