マガジンラックの作り方

1 Aの角材は550mmに、Bの丸棒は600mmにそろえて用意する。A材はノコギリで切ってもきれいに切れるが、丸棒をきれいに直角に切るのは、むずかしい。ここは組んだ時、同じ長さにきれいに切れていないと、ゆがんだり、がたついたする。できればトライしてほしいが、自信のない人は、600mmの長さのものを買いそろえてもいい。

ポイント【1】

2

A材をA図を参考にしながら、墨付けをする。まず角材の先から各40mm・125mm・65mmのところの板巾のセンターに印を付ける。そして今度は550mmの長さのセンターを出し、そこから200mm下にさがったところに印を付ける。これで1本につき4個所に印を付けたことになる。これは丸棒の入る穴をあける印になる。

ポイント【2】


3 次が問題。A材同士をクロスに重ねる部分の加工に入る。この部分、ノミを持っている人は“相欠き接ぎ”という継手にチャレンジを。ノミを持っていない人は、ちょっと違う作り方を後で紹介する。ここは“相欠き接ぎ”のやり方を書いていく。

ポイント【3】

4 A材の長さ(550mm)のセンターを中心にして、45mmの線を引いていく。25mmの厚さの部分にもスコヤで線を引いていく。

ポイント【4】

5

(4)で厚さの部分に引いた線の中に、ケビキを使って正確に25mmの半分の深さの線を引いていく。この作業を両サイド行う。この部分をノコギリとノミを使ってC図のように切りかいていく。


6 ノコギリを使ってエンピツの線が残るように気にしながら、ケビキの線のところまで切っていく。

ポイント【6】

7 ケビキを引いた面を上にして、ノミとゲンノウを使い叩き込んで少しずつ両サイドから彫りだしていく。

ポイント【7】

8 時々スコヤを当てて直角に彫れているか確認しながら、最後は手だけで押していく。

9 今度は45mmの線のところを少しずつ現物の板をあてがいながら、ノミで彫っていく。

ポイント【9】

10 板同士を合わせて面一(つらいち)になるようにする。板がちょっと出ているところはノミで最後の切り出しをおこなう。


11

これを両側ができ上がったら、クロスに合わせたままそのセンターに8mmのキリを使って穴を貫通 させます。組み立てのとき、この穴に8mmのボルトを通して締めていく。


12 ノミを使わない方はそのまま550mmのセンターに一本ずつ8mmの穴を貫通 させる。

13 直径20mmの丸棒が入る穴を先程の(2)で印をつけたところに深さ10mmにあけていく。この時、ドリルの木工キリは19−19.5mmがよい。

ポイント【13】

14 穴の深さを一定にあけるのは、なかなか難しい。深さが一定でないと、組立の時ゆがんでしまう。主導ドリルにそれ用の治具が付いているものもあるが、無い場合は作ってしまおう。まず、ドリルにキリを付ける。次に10mmぐらいの丸棒か角材をキリの先端より10mmほどひかえて、出来るだけキリの近くにくるようにビニールテープでドリルに固定する。これで穴を掘っていき、棒が当たったらそこでストップする。だいたい同じ深さに穴が開けられる。

ポイント【14】


15 穴を掘ったところは、円の中心が一番深く掘れている。今度は、そのところに3mmのキリで穴を貫通させる。

ポイント【15】


16 その反対側から3mmの穴にあわせて、ダボ用のドリルのキリを使い、深さが3mmほどになるように掘っていく。

ポイント【16】


17 A材の加工は面取りだけで十分だが、それでは味気ないので上の部分は丸くする。上の部分は床と平行になるように45度で切って仕上げる。


18 丸い部分は両面に円プレートなどを使って丸く線を引いていく。円プレートがなければ、ビニールテープでも線は引ける。


19 次に何回かに分けて少しずつノコギリでだいたい丸く切っていく。最後はノミやナイフで丸く仕上げていく。最後に全体の面 取りも忘れずに。


20 下の45度の部分も線を引き、ノコギリで切っていく。


21 「相欠き接ぎ」をしなかった人は、次の方法で加工する。このまま組んでボルトで締めていっても本を置けば、どんどんクロスの部分が広がっていく。これを防ぐため、下の丸棒にボルトを通す。そのための穴をあける。

ポイント【21】

22 下の位置にくる丸棒2本に6mmのボルトを通 す穴を2本貫通させる。丸棒の先端から100mmの位置に印をつける。もう一本の丸棒は、A材が重なるので、板厚分を足して(引いても良い)125mmの位 置に印をつける。もう一方の先端は、逆に板分だけ引いて印をつける。これで組み立てた時、ボルトが平行に取り付く。


23 印の位置のセンターに8mmの木工キリを使って穴を貫通 させていく。角材と違って、丸棒の中心にそれも2ヶ所同じ方向に穴をあけるのは意外と難しい。丸棒が動かないようにしっかり持って穴を開ける。

ポイント【23】

24

D図の板を2枚作る。この板を2枚、丸棒に通してスライド出来るように取り付けるものだ。これがあるとやわらかい雑誌なども、ズレ落ちず、収納できる。長さ255mm・巾40mm・厚さ20mmの板を2枚用意する。先端から20mmのところから、A図で角材に穴をあけたサイズと同じ125mm・65mmのところに印をして、そこに21mmの木工キリで穴を貫通 させていく。

ポイント【24】


25 A材と同じように、土の部分になるところを丸く仕上げる。面 取・穴のケバもとりきれいにする。


26 A材をクロスに組んでボルトで締めていく。ノミを使った方は、そのままホゾ同士差し込んで、ボルトを締めていく。そうでない方は、ボルトで締めて、直角に組んでいるかどうかスコヤで確認していく。


27 丸棒が入る部分に木工ボンドを塗り、丸棒の先を木殺しして叩き込んでいく。

この時、下の丸棒にボルトが入る方は、ボルトを差し込み、丸棒同士でボルトが貫通 できるように穴の向きを調整しながら叩き込んでいく。

ポイント【27】

28 丸棒にC材の中板を入れていく。


29 この時点で、脚のガタつきを直す。平らなところに置いてみて、カタつきがある場合、側板のクロスにした板をひねって調整していく。 NEW!!

ポイント【29】


30 丸棒に4mmの木工ネジを使うので、3mmぐらいのキリであらかじめ穴をあけておく。 NEW!!

ポイント【30】


31 木ネジをドリルを使ってしっかり取り付ける。 NEW!!


32 木ネジの頭が見える穴にボンドを塗り、木殺しをした丸棒を叩き込んでいく。

ハガキなどの上にノコギリを置き、キズがつかないようにして丸棒を切っていく。最後ちょっと出たところは、ノミかペーパーで平らにしていく。
NEW!!


33 下の丸棒にボルトを付ける方は、ボルトを両サイドから入れ、真ん中でタカナットを使ってつなげていく。タカナットを固定して両サイドのボルトを動かしていって、少しづつ締めていく。直角にA材がなるまで締めていったら完成。NEW!!


34 塗装は、好みに合わせて、塗る。A材と丸棒の色を変えたい場合は、別々に塗ってから組み立てると、きれいに仕上がる。
これで文庫本からハードカバー、大きい写真集、雑誌、いろんなものが置ける、マガジンラックの出来上がりです。読書タイムの場所に置いてかわいがってください。
NEW!!


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