読者写真コンテスト「大好き!!京滋の風景」第28回結果

 今夏は厳しい暑さが続いています。流れる汗が目に染み、撮影に集中できないほどです。立秋も過ぎ、暑さもそろそろ落ち着いてほしいものです。
 今回も素晴らしい作品が多く集まりました。独自のテーマを持ち、ひと工夫凝らした作品に目を引かれました。 最優秀の「親子が来たよー!」は、偶然の出会いを逃さなかった馬場さんに拍手。優秀賞では、ホタルの光跡を描き出した北村さんの「夏の宴(うたげ)」が巧みな露出設定でした。鈴木さんの「それぞれの役目」は、台風影響下の祇園祭を象徴する一枚です。
 佳作では、大胆な構図が秀逸な西さんの「ほっこり」。塩見さんの「アジサイに憩う」と荻野さんの「一斉放水を見守る人たち」は色彩が印象的です。村田さんの「水族館で…ねこちゃん!?」には緊張感が漂っています。藤田さんの「息を合わせて」はレリーズタイミングが見事。立山さんの「影絵」は逆光で重量感が出ています。生命感あふれる降矢さんの「絆」。西村さんの「曳(ひ)き初(ぞ)めの日」は、おそろいの麦わら帽子がかわいい。
 次回は、残暑に加え、秋の気配を探しに出掛けてみてください。 (写真部長代理 奥村清人)

 

最優秀賞「親子が来たよー!」(京都市・賀茂大橋付近) 馬場幸夫

デジカメ、14〜140ミリ、F5.6、200分の1秒、ISO640
 【評】 千載一遇のチャンスを確実に捉えました。カメラを肌身離さず持ち歩いていないとなかなか撮れない写真です。親子のシカだけではなく、その愛らしい姿を撮影しようとする様子が良いアクセントになりました。
 

優秀賞(オプティックアート オギ賞)「夏の宴」(甲賀市信楽町) 北村正博

デジカメ、70〜200ミリ、F5、105秒、ISO1600
 【評】 夜の小川に飛び交うホタルを長時間露光で見事に表現しています。露光時間を変え、試行錯誤した努力の跡がうかがえます。ポイントとなる水面の露出も完璧。里山の夜の風情がよく伝わってきます。
 

優秀賞(サイクルどりーむ賞)「それぞれの役目」(京都市中京区) 鈴木裕司

デジカメ、150〜500ミリ、F8、250分の1秒、ISO800
 【評】 台風の影響で実施が危ぶまれた今年の祇園祭(前祭[さきまつり])の山鉾巡行。今年を象徴する激しい雨中での「辻回し」で、一体となって鉾を回す曳き手らの気迫が伝わってきます。
 

以下佳作

「ほっこり」 (草津市・水生植物公園みずの森) 西正幸

 

「絆」(北区) 降矢泰平

 

「水族館で…ねこちゃん!?」 (下京区・京都水族館前) 村田愛子

 

「一斉放水を見守る人たち」 (南丹市美山町) 荻野勝

 

「アジサイに憩う」 (守山市・もりやま芦刈園) 塩見芳隆

 

「お茶を育む」(相楽郡和束町) 富永良明

 

「息を合わせて」(大津市・瀬田川) 藤田春樹

 

「華やかエスカレーター」 (下京区・JR京都駅) 藤井昌三

 

「影絵」(伏見区・醍醐寺) 立山明宏

 

「曳き初めの日」(下京区) 西村弥蔵

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