読者写真コンテスト「大好き!!京滋の風景」第32回結果

  今回もアイデアに富んだ素晴らしい作品に数多く出会うことができました。
 最優秀賞の「2月の主役」は、ダイナミックな構図が鬼の迫力をうまく引き出しています。宇野さんのシャッターチャンスも的確でした。優秀賞では、逆光に流し撮りの手法を加えた栗田さんの「走る人」が印象的です。小蔵さんの「親子」は、まるで人の親子のようなサルのしぐさに心が和みます。
 佳作では、梅の作品が3点選ばれました。まず山田さんの「早春の雨」は、雨粒で飾った花をクローズアップで狙いました。村井さんの「梅だより」は、しだれ梅と鳥居の朱色が作品を春色に染め上げました。日中の月との対比が新鮮な「梅の造形」は國友さんの作品。いずれもちょっとした工夫が生きた好例です。田上さんの「お姉ちゃん、速いよ!」は、生き生きとした子どもたちの笑顔がすてきです。「マラソンそっちのけ」は、ユーモラスな情景に、松村さんの写真センスが敏感に反応しました。
 新年度がはじまり、街中も活気をおびてきました。色鮮やかなランドセルを背負った新1年生や真新しいスーツに身を包んだ新社会人たちの初々しさ。写真を撮る私たちのまなざしも常に新鮮であり続けたいですね。(写真部長代理 奥村清人)

 

最優秀賞「2月の主役」(京都市上京区・廬山寺) 宇野秀雄

デジカメ、16〜300ミリ、F10、320分の1秒、ISO800
【評】ローアングルから狙った赤鬼は迫力満点です。鬼がたいまつと剣を振りかざし、大きく足を上げた瞬間を逃しませんでした。3匹の鬼の位置が絶妙です。バックの青空もよいアクセントとなりました。
 

優秀賞(京都ヴィラ賞)「走る人」(京都市右京区) 栗田正一

デジカメ、80〜200ミリ、F16、30分の1秒、ISO200
【評】ランナーたちの健脚をシルエットで捉えることで、印象的な作品に仕上げました。流し撮りの効果もしっかりと効いて、スピード感にあふれています。
 

優秀賞(京都ヴィラ賞)「親子」(京都市西京区) 小蔵武三

デジカメ、17〜85ミリ、F8、125分の1秒、ISO400
【評】仲むつまじく毛づくろいする姿に癒やされます。雪景色の写真にもかかわらず、ほんのりと温かさが伝わってきます。
 

以下佳作

「ブルーシャドウ」(右京区・広沢池) 伊藤幸太郎

 

「早春の雨」(上京区・京都御苑) 山田浩二

 

「登山日和」(大津市・武奈ケ岳) 西村弥蔵

 

「梅だより」(伏見区・城南宮) 村井義治

 

「家路」(長浜市) 西澤忠雄

 

「いにしえの流れ橋」(八幡市) 片岡耕作

 

「お姉ちゃん、速いよ!」(北区・大宮交通公園) 田上哲次

 

「梅の造形」(西京区) 國友正和

 

「マラソンそっちのけ」 (左京区・府立植物園) 松林宏

 

「厳冬湖岸」(守山市) 塩見芳隆

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