読者写真コンテスト「大好き!!京滋の風景」第33回結果

 今回は、春から初夏へと移り変わる季節のスケッチ作品が多く寄せられました。応募点数も伸び、レベルの高い選考となりました。
 最優秀賞に輝いた松好さんの「五月晴れ」は、青空の下、気持ちよさそうに泳ぐこいのぼりを素直な目線で写しました。まるで一服の清涼剤のような、すがすがしい作品です。優秀賞では、田中さんの作品「人・人・人」のニュースセンスが光ります。にぎわう春の情景を象徴的に捉えました。居原田さんの作品は、機材を使いこなし、流し撮りの手法で「花いかだ」を見事に描き出しました。
 佳作では、國友さんの「露の竹の子」が印象的です。力強く成長するタケノコの生命力が伝わってきます。栗田さんの「川下り」は、観光船の流し撮りに挑戦し、唯一無二ともいえる独特の表現に成功しました。葉っぱにつかまったカエルの姿がほほえましい「のぞき見」は、廣野さんの作品。松林さんの「緑のハートがいっぱい」は、色にめりはりが効いて、軽快なリズム感があります。
 先週末に梅雨入りしました。しばらくはうっとうしい天気が続きそうですが、積極的に撮影に出掛けてみましょう。きっと、雨の日にしかない素敵な出会いが待っていますよ。 (写真部長代理 奥村清人)

 

最優秀賞「五月晴れ」(舞鶴市) 松好良和

デジカメ、24〜70ミリ、F9、500分の1秒、ISO500
【評】風をはらみ気持ちよさそうに泳ぐこいのぼりたち。新緑と青空のコントラストが見事に主役を引き立てています。見る人の心までも晴れ渡るかのような、気持ちの良い写真です。
 

優秀賞(紅彩賞)「花いかだ」(京都市山科区) 居原田晃嘉

デジカメ、12〜40ミリ、F7・1、20秒、ISO200(ND+PLフィルター使用)
【評】水面に散った花びらのわずかな流れを、長時間露光で強調して動きのある写真に仕上げました。フィルターを重ね、シャッタースピードを長くする工夫が光ります。
 

優秀賞(にしきの賞)「人・人・人」(京都市左京区) 田中雅之

デジカメ、18〜300ミリ、F6・3、250分の1秒、ISO250
【評】花見客らでにぎわう鴨川べりの情景を面白いアングルで切り取りました。鴨川の飛び石で身動きが取れない人たちの様子がとても面白いですね。
 

以下佳作

「露の竹の子」(西京区大原野) 國友正和

 

「緑のハートがいっぱい」(大津市・ふれあいのもり) 松林宏

 

「川下り」(亀岡市保津町) 栗田正一

 

「水行」(上京区・立本寺) 村田寛明

 

「京の石畳」(東山区) 山下文行

 

「のぞき見」(宮津市) 廣野昭至

 

「五月の風」(長浜市高月町) 小蔵武三

 

「シーズン到来」(京都府南山城村) 深井賢二

 

「花吹雪」(向日市物集女町) 乾敏男

 

「朝もや」(大津市大石曽束町) 廣津日出三

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