読者写真コンテスト「大好き!!京滋の風景」第35回結果

 雨や曇りがちの天候が長く続きましたが、ようやく秋らしい晴れ間が広がるようになりました。光にも透明感が増し、シャッターチャンスが多くなる季節の到来となりました。
 今回、最優秀賞に輝いた松林さんの「山上の夕暮れ」は、野生のシカとの幸運な出会いを逃しませんでした。露出も完璧に決まり、まるで時が止まったかのように感じさせる一枚です。優秀賞に選ばれた塩見さんの「豪快に」は、画面いっぱいに赤々と舞い上がる火の粉が画面からあふれ出しそうな勢いです。西さんの「うわぁ〜!」は、水槽をのぞき込む少女の表情が想像できて楽しい一枚。
 佳作では、「光る湖」を撮影した伊東政男さんの大胆な構図と湖のブルーが鮮烈です。田中さんの「やっぱり夏が好き」は、一心に水遊びする子どもたちの後ろ姿がほほえましいですね。ハスに吸い寄せられて飛ぶハチがアクセントの「花の手招き」は伊東克己さんの一枚。里一面を紫に染める友禅菊が圧巻な「紫のじゅうたん」は小和泉さんの作品。高台に絶好のポジションを見つけ、見事なスケール感で描いた「びわ湖大花火大会」は木曽さんの力作です。
 さて、次回の作品応募分からは応募規定にもあるように、応募点数を1人5点までに限らせていただきます。撮るだけではなく、写真を選ぶ目も育てていただきたいと思います。(写真部長代理 奥村清人)

 

最優秀賞「山上の夕暮れ」(滋賀県多賀町・霊仙山) 松林宏

デジカメ、12〜50ミリ、F6.3、125分の1秒、ISO160
【評】日没前の山頂で素晴らしい出会いがありました。アンダー気味の露出で夕暮れの色を強調するとともに、シカのシルエットを見事に浮かび上がらせました。印象深い一枚です。
 

優秀賞(トーカイ賞)「豪快に」(大津市・唐崎神社) 塩見芳隆

デジカメ、28〜300ミリ、F5・6、200分の1秒、ISO1600
【評】豪快に吹き上がり、闇夜を照らし出す火の粉と水面の映り込みが迫力満点です。手筒花火の持ち手と火、水面の露出がうまくかみ合いました。
 

優秀賞(やまざき賞)「うわぁ〜!」(京都市下京区・京都水族館) 西正幸

28〜300ミリ、F5.6、125分の1秒、ISO3200
【評】少女の目前を悠然と泳ぐエイ。水槽に両手をついて興味津々にのぞき込む少女の顔はどんな表情だろう。少女の顔が写ってないことで、想像力を刺激する一枚です。
 

以下佳作

「びわ湖大花火大会」(大津市・比叡山ドライブウェイ) 木曽耕一

 

「軌跡」(守山市) 小田幸司

 

「「花の手招き」」(南区・東寺) 伊東克己

 

「光る湖」(長浜市西浅井町・奥琵琶湖パークウェイ) 伊東政男

 

「やっぱり夏が好き」(北区) 田中雅之

 

「紫のじゅうたん」(左京区久多) 小和泉春男

 

「曼珠沙華」(大津市) 竹内実

 

「垂れ下がる稲穂にトンボ」(近江八幡市) 菱田孝男

 

「夕闇に浮かんで」(舞鶴市・舞鶴西港) 安威俊秀

 

「秋天高く」(西京区大原野) 岡本正嗣

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