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京都マラソン2017年 ロゴマーク京都マラソン2017年2月19日開催

 2月19日号砲

 早春の都大路を駆け抜ける「京都マラソン2017」が、2月19日の開催される。6回目となる今回は、今年が駅伝発祥100年にあたることから「ペア駅伝」に、京都市民を対象にした「地域の絆・つながり枠」を新設。より広く親しまれるレースとなりそうだ。

 コースは京都市右京区の西京極陸上競技場をスタートし、左京区の平安神宮前に至る42.195キロ。今回からコースが少し変更となる。北山通と北大路通を往復する区間ではこれまでの下鴨中通から、より道幅が広い下鴨本通に。また、北山通から宝が池通に北進して折り返す区間も無くなる。

 号砲は午前9時(車いす競技は同8時55分)で、制限時間はマラソンとペア駅伝が6時間。沿道では多くの市民が「沿道盛り上げ隊」として、ランナーをはげます。

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 「完走者新聞」を発行 名前やタイム掲載

 京都新聞は、今大会の保存版「京都マラソン2017完走者新聞」を発行する。

 全完走者の名前、順位、完走タイムを掲載し、1部500円(送料・税込)。申し込みは17~19日の3日間、みやこめっせ3階に特設される京都新聞ブースで受け付ける。

 大会実行委員会から出場者向けに送付済みの用紙でも申し込めるほか、京都新聞のホームページ申し込み専用フォームからも3月8日まで、申し込みできる。口座振り込みの手数料は申込者負担。発送は3月下旬の予定。問い合わせは京都新聞COM事業局TEL075(255)9761(平日10:00~17:00)。

京都マラソン2017年 コース地図

コースの変更点

 今回から、出走者や沿道住民の意見を取り入れ、北山通沿いのコースの一部が変更された。宝ケ池通を100メートルほど北進して折り返す区間を廃止する。京都マラソン事務局によると、沿道住民から宝が池通を車などで通行できるよう求める意見が多かったため。また、北山通を南下して北大路通を往復する区間については、これまでの下鴨中通よりも道幅が広い下鴨本通に変更する。ランナー同士の接触防止やストレス軽減を図る。

【2017年1月19日付京都新聞朝刊掲載】

京都府立植物園

京都府立植物園

 香り漂うクスノキ並木

 コースの目玉の一つが京都府立植物園。2014年に開園90周年を迎えた歴史ある施設内が走路となる。1万2千種12万本もの植物で彩られる園内は、ランナーはもちろん、応援者も入場無料だ。

 園内コースは約1・5キロ。北山通の北山門から入場し、噴水を横目に見ながら南へ。川端康成の小説「古都」にも登場するトンネル状のクスノキ並木がランナーを出迎える。葉から発する防虫成分である樟脳(しょうのう)の香りが漂う一帯は特別な空間だ。

 続いて梅林、桜林、ツバキ園を見ながら、最後は賀茂川門から再び北山通に出る。同園によると、レースのある2月中旬はウメやツバキの花が見頃だ。

 園内は車が走らないため、ペア駅伝の中継点が設けられた。クスノキ並木を抜けた後、正門近くのひときわ広い園路で感動のたすきリレーが待つ。

京都御苑前

 「都大路」のドラマ生む

 丸太町通では、幕末動乱の舞台となった緑豊かな京都御苑を横目に見ながら走る。続く河原町通とともに「まちなかマラソン」らしい景観が楽しめる。

 鴨川沿いの河川敷を南下してきたランナーは丸太町通に入り、西へ進む。烏丸通で折り返し、河原町通で南へ折れる。この部分は、テレビ放映でもおなじみの全国女子駅伝や全国高校駅伝のコースとも重なる。数々のドラマを刻んできたコースだ。

京都御苑前・京都市役所前

京都市役所前

 駅近く、応援に絶好

 普段は子供が遊び、犬が散歩する京都市役所前広場をランナーが駆け抜ける。河原町通を南下し、御池通の手前を右折して広場へ。半円状に走った後、御池通へ戻る。

 広場脇に建つ本庁舎は、近代日本を代表する建築家武田五一の設計で、1927年築。京都のランドマークでもある建物に見守られながら、正念場の終盤へと向かう。市街地にあり、市営地下鉄の駅も近く、応援には絶好の場所だ。

琵琶湖疏水沿い

 大文字を望む最終盤

 琵琶湖疏水の豊かな水の流れが見えたらゴールも間近だ。

 しばらく疏水沿いを走った後、平安神宮応天門の前から神宮道を南に行き、大鳥居で42・195キロ。東には五山送り火の如意ケ岳(大文字山)がそびえ、最後に力を振り絞るランナーを見守っている。

高低差図

【2017年1月19日付京都新聞朝刊掲載】

 西陣織たすき 3種類を用意

タスキ

 駅伝といえば、前の走者からの思いと勇気をつなぐ「たすき」が欠かせない。ペア駅伝では、今大会から西陣織のたすきを採用する

 西陣の地名は1467(応仁元)年に起きた「応仁の乱」に由来する。時の将軍家や有力守護大名らが真っ二つに分かれ、京都が戦場と化した大乱だが、西軍が陣を構えたのが「西陣」だ。西陣織工業組合では、この年に「西陣織」の呼称が誕生したと定めており、今年はそれから550年の節目。記念の年に、西陣連合青年会の協力を得て、作製した。

 たすきは3種類。早狩実紀さんと元プロ野球阪神の桧山進次郎さんがつなぐ応援大使用に金色、「地域の絆・つながり枠」はピンク、一般のペア駅伝参加者が緑だ。

 駅伝100年

ラベル

 今年は「駅伝100年」。京都マラソンでも、関連企画として2人ひと組でたすきをつなぐ「ペア駅伝」の募集を、これまでの50組100人から倍の100組200人に増やした。増えた50組100人は「地域の絆・つながり枠」として、同一区に在住する区民同士のペアが対象となった。この枠で出走するペアは、各区の代表として区名入りシールを付けて出走。沿道の市民からも、熱い応援を受けて走ることになりそうだ。

【2017年1月19日付京都新聞朝刊掲載】

西陣織テープでゴール

ゴールテープ

 京都市は2月19日に開催する「京都マラソン2017」で、西陣織でつくる「フィニッシュテープ」を初めて用いる。マラソン・ペア駅伝用と、ゴール地点が異なる車いす用の2本を用意し、早春らしい梅花の模様を施したテープで完走したランナーを出迎える。
 テープは長さ9メートル、幅17・3センチ。とみや織物(上京区)が手がけ、吉祥文様とされる「梅唐草」を西陣織が最も映える金色のラメ入りで配するという。
 2012年に始まった大会では、これまで遮光スエード製のテープを使ってきた。
 今年は「応仁の乱」(1467年)から550年の節目に当たり、西軍側が陣を構えた場所でつくられてきた西陣織の関係者が、周年行事に力を入れていることを踏まえ、制作を依頼した。
 京都市市民スポーツ振興室は「京都マラソンは海外からの参加者も多く、京都の伝統産業の魅力を伝える機会にしたい」としている。

【2017年1月30日付京都新聞朝刊掲載】

 完走メダル 六角形に

メダル

 大会が今回で第6回を迎えることから、完走者に贈られるメダルは六角形のデザインとなった。

 メダルの内側は、六角形を組み合わせた日本の伝統的な文様「麻の葉模様」をあしらっている。麻は成長が速く丈夫であることから、麻の葉模様には「丈夫にまっすぐ成長する」という意味が込められているといい、京都マラソン事務局は「完走したランナーが、京都マラソンを通して一段と成長された証しとなることでしょう」としている。

【2017年1月19日付京都新聞朝刊掲載】

※「京都マラソン」「KYOTO MARATHON」の名称、ロゴマーク等は、大会主催者である京都市の商標登録です。