出版案内
福祉事業団

老舗の「幽霊子育飴」綿菓子に 京都、9月末に発売

飴(左)と同じパッケージにこだわって作った綿菓子。1袋600円で売り出す予定だ(京都市東山区)
飴(左)と同じパッケージにこだわって作った綿菓子。1袋600円で売り出す予定だ(京都市東山区)

 墓の中で赤ん坊を育てる母親の幽霊が、子どものために夜ごと飴(あめ)を買いに来る-。そんな民話に由来する京名物「幽霊子育飴」の綿菓子が完成した。飴を作る京都市東山区の老舗と、同区にある創業1年の綿菓子専門店が協力、今月末に発売を予定している。

 約500年前に創業の「みなとや」は、麦芽水飴の香ばしさを効かせた幽霊子育飴で知られる。この飴の風味を綿菓子に再現したのは、昨年8月創業のJEREMY&JEMIMAH(ジェレミー&ジェマイマ)。老舗と新店で立場は大きく異なるが、「地元に親しまれ、観光客に楽しんでもらえる商品で地域を盛り上げたい」との思いで一致したという。

 ただ、水飴を綿菓子に加工するとパリっとした食感になってしまうため、ジェレミー&ジェマイマを運営する椿森杏利沙さん(36)が、1カ月ほどかけて水飴に配合するざらめ糖の割合などに工夫を凝らし、ふんわりと口の中でとろけるような食感の綿菓子が先月末に完成した。

 パッケージも幽霊子育飴と同じデザインにこだわり、椿森さんは「老舗と新店のコラボレーションは京都ならでは」と喜ぶ。みなとや20代目店主の段塚きみ子さん(69)と、協力した段塚さんのおい高田慎一さん(35)は「若い方に人気の綿菓子を通して、私たちが伝える『命をつないだ飴』への思いをより多くの人に知ってもらえれば」と話している。

【 2017年09月14日 11時00分 】

ニュース写真

  • 飴(左)と同じパッケージにこだわって作った綿菓子。1袋600円で売り出す予定だ(京都市東山区)
京都新聞デジタル版のご案内

    地域のニュース

      政治・社会

      シリアとイラクへの渡航認めず
      新潟のカメラマン申請も

      20171117000146

       外務省から旅券返納命令を受け、シリアとイラクへの渡航を制限した旅券を交付された新潟市の..... [ 記事へ ]

      スポーツ

      スピードW杯、小平奈緒2種目V
      女子最多

      20171117000185

       【スタバンゲル(ノルウェー)共同】スピードスケートのワールドカップ(W杯)第2戦は17..... [ 記事へ ]

      経済

      米テスラ、電動トラック発表
      時速400キロの新型車も

      20171117000119

       【ニューヨーク共同】米電気自動車(EV)メーカーのテスラは16日、同社として初の商用車..... [ 記事へ ]

      観光・社寺

      ICOM京都大会プレ大会、舞鶴市に決定通知 19年9月開催

      20171117000121

       来年9月30日に京都府舞鶴市での開催が決まった2019年のICOM(国際博物館会議)京..... [ 記事へ ]

      教育・大学

      幼稚園定員割れ、市対応に批判相次ぐ 京都・宇治

      20171117000064

       京都府宇治市の市立幼稚園で大幅な定員割れが続いている問題で、市教育委員会は大久保幼稚園..... [ 記事へ ]

      環境・科学

      小池都知事、喫煙厚労省案を批判
      「やる気あるのか」

      20171117000161

       東京都の小池百合子知事は17日、受動喫煙対策を強化する健康増進法改正を巡り、厚生労働省..... [ 記事へ ]