出版案内
福祉事業団

「社員」は平均69歳 高齢者活躍へ、滋賀知事が懇談

「大野木長寿村まちづくり会社」の役員と懇談し、高齢者の活躍の場がある地域づくりなどについて意見交換する三日月知事(右端)=米原市大野木
「大野木長寿村まちづくり会社」の役員と懇談し、高齢者の活躍の場がある地域づくりなどについて意見交換する三日月知事(右端)=米原市大野木

 滋賀県の三日月大造知事は11日、住民の支え合い組織をつくって地域の福祉事業や生きがいづくり活動を展開している米原市のグループ「大野木長寿村まちづくり会社」を訪れ、メンバーと高齢者の意欲を引き出す取り組みなどについて懇談した。

 同グループは過疎・高齢化に危機感を持った同市大野木地区の住民が、地域の課題は自らの手で解決していこうと2011年9月に任意団体として設立した。60人の「社員」の平均年齢は69歳で、地区住民の要望に応じて草刈りや病院の付き添い、庭の手入れなどを有償で引き受けるほか、地区内の古民家を拠点に高齢者の訪問支援活動を続けるなど、多彩な取り組みを展開している。

 懇談では「社長」を務める西秋清志さん(81)ら同社役員が社の活動方針などを紹介。「有償事業にすることで、仕事をする側とされる側が対等の立場になる。事業を長続きさせるポイントだ」「いろんな技術を持つ高齢者が元気を発揮できる場づくりが大事ではないか」など、高齢化時代の地域づくりの在り方を提起した。三日月知事は「心で豊かさを感じられる取り組みで、これからの社会づくりのモデルになる」と聞き入っていた。

 三日月知事は9~13日の日程で、人口減少や高齢化が進む地域の課題と魅力を体感するため、同市大久保に短期居住している。住民との懇談のほか、福祉事業所や企業などの視察、訪問も予定している。

【 2017年01月12日 09時18分 】

ニュース写真

  • 「大野木長寿村まちづくり会社」の役員と懇談し、高齢者の活躍の場がある地域づくりなどについて意見交換する三日月知事(右端)=米原市大野木
京都新聞デジタル版のご案内

    地域の政治・社会ニュース

    全国の政治・社会ニュース

      スポーツ

      楽4―8オ(20日)
      金子が12勝目

      20170920000245

       オリックスが快勝した。三回に安達の適時打で1点を先制。4―1の七回にロメロの3ラン、八..... [ 記事へ ]

      経済

      電柱わしづかみ、地中に差し込み設置 JR西が新車両開発

      20170920000202

       大型のアーム(腕)で電柱をわしづかみにし、そのまま地中に差し込める専用車両「電柱ハンド..... [ 記事へ ]

      観光・社寺

      平安神宮の龍尾壇など3件 重文修復国庫補助3次決定分を発表

      20170920000079

       京都府教育委員会は19日、重要文化財や国史跡などの保存修復や防災に充てる国庫補助事業の..... [ 記事へ ]

      教育・大学

      ネット犯罪から子ども守れ 京都府警がPTA指導

      20170920000199

       子どもを狙ったインターネットの犯罪について考える講座が20日、京都市中京区の京都アスニ..... [ 記事へ ]

      環境・科学

      ノーベル賞予想に宮坂氏を選定
      次世代太陽電池を開発

      20170920000235

       米情報会社クラリベイト・アナリティクスは20日、将来ノーベル賞を受賞する可能性が高い研..... [ 記事へ ]

      国際

      共同活動は観光・養殖優先
      北方領土でサハリン首相

      20170920000219

       【ユジノサハリンスク共同】北方領土を事実上管轄するロシア極東サハリン州のシェルビナ首相..... [ 記事へ ]