出版案内
福祉事業団

大飯原発再稼働、京都・舞鶴市が関電と協定へ 非隣接で府内初

大飯原発について関電と舞鶴市が結ぶ協定について報告された市議会原子力防災・安全等特別委員会(同市北吸・市役所)
大飯原発について関電と舞鶴市が結ぶ協定について報告された市議会原子力防災・安全等特別委員会(同市北吸・市役所)

 京都府舞鶴市議会の原子力防災・安全等特別委員会が10日開かれ、関西電力大飯原発(福井県おおい町)に関して関電と結ぶ方針の協定を市が説明した。同原発3、4号機は今秋以降に再稼働が計画されており、協定では異常があった場合に関電から連絡を受けることなどが規定される。府内では原発立地自治体に接しない自治体として初めて協定を締結する。

 市の担当者は、府や、舞鶴、綾部市など大飯原発から30キロ圏の府内5市町、関電が7月に京都市内で開いた会議の内容を報告した。会議では府、おおい町に隣接する綾部市と南丹市が、施設に重要な変更を加える際の事前報告などを盛り込んだ安全協定を結ぶ方向で合意した。

 同町と隣接しない舞鶴市は安全協定の対象にはなっていない。今回は異常時の連絡や防災対策への協力などを定める協定で、今月中に締結する予定。

 特別委では、多々見良三市長が7月の会議で、隣接するかで協定を区別する関電のやり方を批判していたため、協定を締結するとしたことに市議から疑問の声が出された。市の担当者は「新たに設置される地域協議会で意見を言うことができるので今回はやむを得ないとした」と釈明した。

 また、経済産業省が原発から出る放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分ができる可能性のある地域のマップを公表したことに関連し、市議から「処分場の研究が有意義ではないか」との発言があった。

【 2017年08月11日 10時42分 】

ニュース写真

  • 大飯原発について関電と舞鶴市が結ぶ協定について報告された市議会原子力防災・安全等特別委員会(同市北吸・市役所)
京都新聞デジタル版のご案内

    地域の政治・社会ニュース

    全国の政治・社会ニュース

      スポーツ

      サンガ、連敗ストップ 大分とドロー、サッカーJ2

      20170820000124

       サッカーJ2の第29節は20日、西京極陸上競技場ほかで11試合を行い、京都サンガFCは..... [ 記事へ ]

      経済

      「さくら筆」のメーク術を指導 京都で22日

      20170820000067

       化粧筆専門店「京都六角館さくら堂」(京都市中京区)を運営するMURAGISHI(大阪府..... [ 記事へ ]

      観光・社寺

      幻想的に重文照らす 滋賀・石塔寺でフェス

      20170820000121

       国内最古の三重石塔で重要文化財「阿育王塔(あしょかおうとう)」などをライトアップする「..... [ 記事へ ]

      教育・大学

      高校の発達障害支援手探り 京都、教員スキルや財政課題

      20170820000101

       京都府と京都市の両教育委員会が、発達障害に対する高校での支援の充実を図ろうとしている。..... [ 記事へ ]

      環境・科学

      光合成遺伝子スイッチ先祖返りも 京都府立大教授ら解明

      20170819000129

       京都府立大と京都府立植物園が、同園内で育てられているシダやマツなどの植物を使って光合成..... [ 記事へ ]

      国際

      香港、雨傘主導者の実刑判決抗議
      5万人がデモ

      20170820000102

       【香港共同】香港民主派は20日、2014年の大規模民主化デモ「雨傘運動」の主導者、黄之..... [ 記事へ ]