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ボルダリングで五輪つかめ 映画舞台・京都笠置にスポ少発足

伊藤さん(右)らの指導を受けながらボルダリングに挑戦するスポーツ少年団の児童=笠置町笠置
伊藤さん(右)らの指導を受けながらボルダリングに挑戦するスポーツ少年団の児童=笠置町笠置

 ロープなどを使わずに岩を登る「ボルダリング」のスポーツ少年団が、京都府笠置町で発足した。同町は木津川沿いの巨石群が「ボルダリングの聖地」として知られ、青春映画の舞台にもなった。オリンピック競技でもあり「町からメダリストを」と夢が広がっている。

 ボルダリングと出合った主人公の成長を描いた映画「笠置ROCK!」の撮影が昨年末から町内であり、住民の関心が一気に高まった。子どもたちにも体験してもらおうと、町地域おこし協力隊の伊藤拓哉さん(26)らが呼び掛けて、少年団を設立した。

 月1回程度の活動を予定しており、初回は10月14日に行われた。雨だったが、岩場近くの施設に高さ2メートル、幅4メートルの人工壁を設置、年長の保育園児から小学5年生までの8人がボルダリングを体験した。

 大阪のクライミングジム関係者が「体を壁に近づけて」「腕を伸ばして」と指導し、子どもたちは壁上の突起「ホールド」に手や足を載せて壁を登っていった。笠置小3年坂本和心さん(9)は「難しいけど面白い。大人でも難しい岩場にも挑戦したい」と笑顔を見せた。

 ボルダリングを含めた「スポーツクライミング」が2020年の東京五輪で正式競技になり、関係者には町から選手が育ってほしいとの願いがある。一方、伊藤さんは「自分は笠置の自然が好きでやって来た。子どもたちにもボルダリングを通して誇りに思ってほしい」と期待している。

【 2017年11月10日 16時00分 】

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