出版案内
福祉事業団

豊穣祈る大たいまつ、闇夜を照らす 京都・精華で「いごもり祭」

燃え盛る大たいまつを担いで練り歩く氏子ら(10日午後7時45分、精華町祝園・祝園神社)
燃え盛る大たいまつを担いで練り歩く氏子ら(10日午後7時45分、精華町祝園・祝園神社)

 京都府精華町祝園の祝園神社で9日から11日にかけて府無形民俗文化財の神事「いごもり祭」が営まれた。10日夜の「御田(おんだ)の儀」では燃え盛る大たいまつを氏子らが担いで神社周辺を練り歩き、無病息災と五穀豊穣(ほうじょう)を祈った。

 奈良時代から続くとされる伝統行事。紀元前の崇神天皇の代に朝廷に背き、この地で討伐された武埴安彦(たけはにやすひこ)の霊を鎮めるために始まったと伝わる。毎年1月の「申(さる)の日」から3日間営まれる。

 御田の儀では、神社拝殿で白装束の氏子が大豆の枝を芯にして竹で束ねた直径約80センチ、長さ3・5メートル、重さ80キロの大たいまつに点火。集まった住民の前に立てて炎を掲げた後に境内を出て、燃えさかる炎で闇夜を照らしながら、神事で五穀の種をまく田まで大たいまつを担ぎ歩いた。

 11日には病魔に見立てた竹製の「綱」を住民らが鳥居を中心に南北二手に分かれて引き合い、病魔退散を願った。

【 2017年01月12日 11時10分 】

ニュース写真

  • 燃え盛る大たいまつを担いで練り歩く氏子ら(10日午後7時45分、精華町祝園・祝園神社)
京都新聞デジタル版のご案内

    観光・社寺のニュース

      政治・社会

      東京税関が覚醒剤64キロ押収
      国際郵便で過去最大

      20180223000128

       東京税関は23日、国際郵便で密輸された覚醒剤約64キロ(末端価格41億円相当)を201..... [ 記事へ ]

      スポーツ

      スピード新種目組み合わせ決まる
      高木菜1組、佐藤が2組

      20180223000143

       【平昌共同】24日に実施されるスピードスケートの新種目、マススタートの1回戦の組み合わ..... [ 記事へ ]

      経済

      プレ金、早帰りできたのは1割
      低空飛行で1年、消費に効果も

      20180223000157

       月末の金曜日に早めの退社を促し、消費を喚起する取り組み「プレミアムフライデー(プレ金)..... [ 記事へ ]

      教育・大学

      京都滋賀で1万5千人挑戦 25日、国公立大2次試験

      20180223000138

       国公立大の2次試験前期日程が25日、全国の大学で始まる。京都と滋賀では、京都大や滋賀大..... [ 記事へ ]

      環境・科学

      もんじゅ、燃料取り出し7月開始
      廃炉作業の第1段階

      20180223000122

       日本原子力研究開発機構は23日、高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)の廃炉作業の第1..... [ 記事へ ]

      国際

      不倫騒動の豪副首相辞任へ
      与党内からも圧力

      20180223000136

       【シドニー共同】オーストラリアのジョイス副首相は23日、26日に副首相のほか、兼務する..... [ 記事へ ]