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「勝つ鳥」で縁起かつぎ 滋賀・彦根、小さな神社にぎわう

滋賀県外からのバスツアーで、勝鳥神社を参拝する人たち(滋賀県彦根市三津町)
滋賀県外からのバスツアーで、勝鳥神社を参拝する人たち(滋賀県彦根市三津町)

 滋賀県彦根市三津町の小さな神社「勝鳥(かつとり)神社」に、今年のえと、酉(とり)にちなみ、滋賀県内外から参拝者が押し寄せている。「勝」の字に縁起をかつぐ人もあり、元旦から2月中旬までの参拝者は1万人を超えた。地元自治会が工夫を凝らして歓迎している。

 天稚彦(あめのわかひこ)を祭る同神社は同町の旧小字「勝鳥」にあり、1878(明治11)年に今の名前になった。遠方からの参拝者が少なかった地域の氏神さんに変化がみられたのは、2005年の酉年。旅行会社がバスツアーに組み込み、数千人が訪れたことから、広く知られるようになった。

 今年もツアー予約が相次ぎ、住民は交代で神社に待機して参拝者を出迎え、記念の手ぬぐいや印の授与、交通整理に追われた。三津町自治会によると2月中旬までにバス265台、計1万人以上が訪れた。新聞などで紹介されたため、個人で訪れる人も多いという。

 2月中旬の平日にも近江牛の昼食などと合わせたバスツアーで約100人が訪れ、ニワトリの絵柄の幕が掛かった社殿で手を合わせた。大阪府豊中市の会社員大野洋美さん(36)は「酉年生まれの同僚や親族の分もお参りした」、愛知県蒲郡市の小野千春さん(61)は「大病で入院したので、病気に勝てるようにという気持ちで祈った」と話した。

 同自治会役員の辻克美さん(58)は「59世帯の小さな町の名前や神社のことを知ってもらえて、市内の人も訪れてくれるようになりよかった」と喜ぶ。

【 2017年02月20日 09時10分 】

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