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まち再生「さくらの森」プロジェクト始動 大津、400本規模に

地域住民に見守られながら、植樹したサクラに記念プレートを取り付ける子どもたち(大津市水明1丁目・小野小)
地域住民に見守られながら、植樹したサクラに記念プレートを取り付ける子どもたち(大津市水明1丁目・小野小)

 大津市水明1丁目の小野小や隣接する妹子公園一帯を「さくらの森」とする住民主導のまちづくりプロジェクトが動き始めた。小野小学区は高齢化で子どもの数が減っている。地域の核の一つである小野小を魅力ある場所に変え、そこから地域再生へとつなげる構想だ。

 小野小は、児童数146人で、全学年でクラス替えができない「小規模校」。市教育委員会は「2020年には1学年10人台となる」との推計を示しており、通学区域見直しや統廃合も含め、住民や保護者に学校の将来像を議論するよう求めている。

 同学区では住民組織が地域で植樹や防犯、清掃活動といったまちづくり活動に取り組み、小野小とも連携してきた。学校の存在は大きく、統廃合への地域の警戒感は強い。

 住民らは2月、「小野小学校に桜を植える会」を結成。「住みよい街、住みたい街」を目指し、「さくらの森」づくりを計画した。

 今後3年かけて小野小の周囲に約150本、隣接する妹子公園に約250本植える。既存の桜と合わせると、一帯の桜は400本を超え、桜の名所・海津大崎に匹敵する規模となるという。

 すでに10日には同小6年生24人が小学校横に8本の桜を植樹。卒業式のあった17日には地域住民らも集まり、児童とともに記念プレートを桜に取り付けた。植える会の内田成康会長(72)は「植樹を魅力あるまちづくりの第一歩にしたい。地域のよりどころを失うわけにはいかない」と話していた。

【 2017年03月18日 12時37分 】

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