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子ども歌舞伎、オリジナル脚本で「伏見の桃太郎」 京都

伏見の歌舞伎の復活を目指し、オリジナル脚本「伏見の桃太郎」を演じる子どもたち(19日午後2時30分、京都市伏見区・御香宮神社)
伏見の歌舞伎の復活を目指し、オリジナル脚本「伏見の桃太郎」を演じる子どもたち(19日午後2時30分、京都市伏見区・御香宮神社)

 出雲阿国が江戸時代初期に歌舞伎を披露したと伝わる京都・伏見で19日、「伏見三月子ども歌舞伎」が初めて催された。「伏見の歌舞伎」を400年ぶりに復活させようと、地元住民らが企画。4~11歳の子ども7人が、オリジナル脚本「伏見の桃太郎」を元気いっぱいに演じた。

 出雲阿国は歌舞伎の創始者とされ、江戸初期の歴史書「当代記」には、慶長8(1603)年、伏見城で徳川家康の前で演じたとの記述がある。さらに、地元の夫婦が伏見の御香宮神社でもらった桃から子どもを授かったという「桃太郎」のおとぎ話も残っていることから、地元住民が子ども歌舞伎の上演を発案。脚本を作り、地元の子どもたちを集めて昨春から練習を重ねてきた。

 会場となった御香宮神社にはこの日、住民ら約90人が来場。おしろいに着物姿の子どもたちが初舞台を踏んだ。見せ場では、剣を持った桃太郎と赤鬼が大立ち回りを見事に演じた。小さな子どもたちが一生懸命せりふを読む姿に、観客がほほ笑みながら見入った。

 桃太郎役の下鳥羽小5年花村友樹君(11)は「立ち回りが難しかったけど、できてよかった。来年も出たい」と笑顔。発起人の井口冨夫さん(67)=伏見区=は「第一歩が踏み出せた。今後も継続し、レベルアップを図りたい」と話していた。

【 2017年03月19日 01時33分 】

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