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「死」を語るカフェ 京都・亀岡、寺院で開催

デスマス・カフェで死について語り合う参加者たち(亀岡市本町・法華寺)
デスマス・カフェで死について語り合う参加者たち(亀岡市本町・法華寺)

 京都府亀岡市の市民団体「京都・丹波/亀岡 市民まちづくり風の会」とくらしを見つめる会が死について語り合う「デスマス・カフェ」を同市本町の法華寺で2カ月に1度開いている。人生の終末期に備える「終活」ブームの中、死を考えることが生を見つめ直すことにもつながっている。

 カフェは、事故で友人を失った経験がある市内の女性らが、死について思いを巡らせる場として2014年ごろに始め、風の会が昨年引き継いだ。

 「デスマス」は、死(デス)を大勢(マス)で考える意味の造語。同寺の杉若恵亮住職(57)も加わり、国ごとに異なる死生観や大切な人が亡くなったときに思ったことなどを話し合う。死をテーマにした映画も上映している。毎回幅広い世代の十数人が茶を飲みながら机を囲む。

 このほど開かれたカフェでは、京都市内の介護施設に勤める女性看護師(44)を招き、医療現場から見た死について聞いた。延命治療の是非や、親をみとる家族の苦悩などに話が及び、参加者が体験談を語り合った。

 初めて参加した辻豊さん(62)=亀岡市篠町=は「最期をどう迎えるかは、生きる上で考えなければいけないテーマ。いろいろな意見を聞けて参考になった」と話す。

 杉若住職は「死は誰もがいずれ直面する事実。死をタブー視せず、皆で明るく考えることで余生が豊かになるはず」と語る。

 次回は11月15日午後1~4時。「エンディングノート」を取り上げる。参加費500円。予約不要。問い合わせは風の会080(9164)7051。

【 2017年10月09日 14時00分 】

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