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福島の今、「うごめく思い」を形に 京都で作品展

福島の今を伝える作品が並ぶ「語りがたきものに触れて」展の会場+(京都市上京区・有斐斎弘道館)
福島の今を伝える作品が並ぶ「語りがたきものに触れて」展の会場+(京都市上京区・有斐斎弘道館)

 震災後の福島を表現した作品を紹介する「語りがたきものに触れて」展が2日、京都市左京区の下鴨神社などで始まる。会場の一つ上京区の有斐斎(ゆうひさい)弘道館で1日、作品が公開された。

 芸術を通じて福島の今を共有しようと試みる「はま・なか・あいづ文化連携プロジェクト実行委員会」(赤坂憲雄委員長)の主催。3年前から福島県内外で成果展を行っている。京都では初めて。4会場で計6人の作家が出品している。

 弘道館では、東京電力福島第1原発事故で全村避難を強いられた飯舘村にある神社の木の表面を鉛筆でこすり、痕跡を紙に写し取る岡部昌生さんの作品が地の記憶と被ばくし続ける存在を物語る。津波に窓を奪われた建物や、波打ちぎわで花をささげるように生ける片桐功敦さんの写真シリーズのほか、映像作品などが並んでいる。

 同県立博物館長でもある赤坂さんは「堆積した思いや記憶は表に出ず、うごめいている。文化芸術を仲立ちに人の心をつなぎたい」と話した。同展は、下鴨神社(左京区)、ギャラリー・アーティスロング(中京区)、オザサキョウト(上京区)でも開催。2日から17日まで(オザサは4日から)。無料。

【 2017年12月02日 15時51分 】

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