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東京パラの星、発掘へ 視覚障害者柔道、滋賀で合宿

試合で技を掛け合う視覚障害者柔道の選手たち(24日、大津市におの浜4丁目・県立武道館)
試合で技を掛け合う視覚障害者柔道の選手たち(24日、大津市におの浜4丁目・県立武道館)

 視覚障害者柔道の強化合宿が、年末年始にかけ、大津市で相次いで行われている。パラリンピックでは毎回メダルを獲得している有力競技で、2020年の東京大会に向け、若手やリオ大会出場選手らがしのぎを削る。

 視覚障害者柔道は、選手同士が組み合った状態で始めるのが特徴。ソウル大会からパラの正式競技になり、リオ大会では花園大出身の広瀬順子選手(26)らがメダルを獲得している。日本視覚障害者柔道連盟の強化合宿は東京で行われることが多かったが、全国から集まりやすく、設備が整った滋賀県立武道館(大津市におの浜4丁目)が、昨夏に続いて開催場所に選ばれた。

 年末の合宿は23~26日午前の日程で、盲学校などに通う10代を中心に男女12人が参加した。全国学生大会も24日に開かれ、選手たちが激しい技の応酬を見せた。「一本」の声が掛かると大きな拍手がわき、初めて参加した神戸市立盲学校中学部3年の島田沙和さん(15)は「新しい寝技を教えてもらった。もっと強くなりたい」とうれしそうに話していた。

 1月7~9日には、女子の強化合宿も行われる。リオ大会の48キロ級で5位入賞した半谷静香選手(28)らが参加予定で、近隣の強豪大学や高校の柔道部員に交じって練習し、技を磨く。

 競技は県と守山市が東京五輪・パラでトルコのホストタウンに登録されるなど湖国との関わりを深めており、同連盟は今後も大津での合宿を検討している。国内の競技者は70人ほどで、裾野を広げることが課題といい、ソウル大会金メダリストで同連盟副会長の礎真一さん(63)は「競技の存在を知らない人もいると思うので、東京に向けて選手の発掘を進めていきたい」と話している。

【 2016年12月28日 21時04分 】

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