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滋賀チームの顔・山本さん、コーチに 全国女子駅伝

滋賀チームのコーチとして中高生を見守る山本菜美子さん(京都市北区・京都産業大総合グラウンド)
滋賀チームのコーチとして中高生を見守る山本菜美子さん(京都市北区・京都産業大総合グラウンド)

 全国女子駅伝の滋賀チームに12回代表入りした山本菜美子さん(28)=滋賀県野洲市=が、今大会から支援コーチの立場でチームを後押しする。中学から実業団時代まで滋賀の「顔」としてたすきをつなぎ、現役最後の全国舞台にもなった。「応援してくれる人に感謝の気持ちを持って走ってほしい」と後輩たちに伝える。

 「ファイト!」。正月明けの4日、京都産業大総合グラウンド(京都市北区)で走り込む滋賀の中高生に、山本さんが声を張り上げた。「引退してから陸上競技場は久しぶり。いろんな思い出がありますね」

 柏原中2年で初めて代表入り。草津東高、立命館大、ダイハツと陸上を続ける中、滋賀のたすきをかけてきた。2010年には過去最高の12位の躍進に貢献。「中学生の時はわくわくしながら参加していた。社会人になってからは、おかえりと言ってもらえる場所。古里のために頑張ろうと思った」と振り返る。学生時代は全日本大学女子駅伝で優勝するなど、ほかの大会でも力を発揮した。

 最後の駅伝は15年1月11日の第33回大会。ダイハツ陸上部に在籍中で、両足のかかとを痛めて1年ほどレースに出場できず悩んでいた。そんな時、滋賀のコーチから「どんな走りでもいいから」と代表入りを求められた。「私に居場所を与えてくれた。涙が出るほどうれしかった」。思うようなタイムは出せなかったが、滋賀チームの一員として走れたことに満足した。その年の秋、引退した。

 陸上からは遠ざかり、ダイハツ社員として勤務していた昨夏、滋賀のコーチとして誘われた。「お世話になった先生のお手伝いをしたい」と喜んで応じた。現役の時も、合宿で後輩と交流するのが楽しかった。「各選手が選ばれたことに自信を持ち、チームとして一つにまとまるために手助けしたい」と語る。

【 2017年01月11日 20時30分 】

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