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立命大女子陸上部、常勝支えた4人卒業 実業団で「一歩ずつ」

全日本大学選抜女子駅伝4連覇を達成して喜ぶ青木(前列左端)、菅野(同2人目)、広田(前列右端)、池内(同2人目)。後列中央は高橋尚子さん=2016年12月、静岡県富士市
全日本大学選抜女子駅伝4連覇を達成して喜ぶ青木(前列左端)、菅野(同2人目)、広田(前列右端)、池内(同2人目)。後列中央は高橋尚子さん=2016年12月、静岡県富士市

 立命大女子陸上部で全日本大学女子駅伝5連覇などチームの黄金期を支えた、立命館宇治高出身の4人が卒業し、実業団でそれぞれの目標に向かって走り出す。2年冬から主将を務めた菅野七虹は「常勝チームで主将ができたのは特別な経験だった。リオデジャネイロ五輪に出場した同年代に負けないようにしたい」と飛躍を誓う。

 全日本大学駅伝は昨年こそ敗れたが、史上初の5連覇を達成。全日本大学女子選抜駅伝も連覇を4まで伸ばした。菅野は豊田自動織機、池内彩乃はデンソー、広田麻衣は積水化学、青木奈波は4月に創部される岩谷産業に入る。高校3年で全国高校駅伝を制した盟友たち。菅野は「高校からずっと練習してきたので、みんなと離れる実感が湧かない」と話す。

 大学では4人とも、けがなどに苦しんだ。その中で自ら考え、練習を続けた経験が財産になっている。菅野は3年でユニバーシアードのハーフマラソンで銀メダルに輝いた。それでもチームがまとまらない時期に、精神的な落ち込みで不調に陥ったこともあり、「しんどさが9割だった」と話す。4年生全員が本音をぶつけ合った夏の合宿が転機になったといい、「みんなでチームを作り上げた経験が忘れられない」。

 池内はけがに悩まされながら、4年は全日本大学選抜駅伝で優勝に貢献し「この一年が一番濃かった」。広田と青木は1年で全日本大学駅伝を走った後、けがに苦しんだ。その中でも地道な努力を続けた。菅野は「広田はいつも相談に乗ってくれ、青木も苦しい時にチームで大事なことを言ってくれた」と感謝する。

 東京五輪はもちろん、2024年の五輪にも活躍が期待される世代だ。池内は「日本選手権でトップ争いをできるようになりたい」、菅野は「ゼロから頑張るつもり。一歩ずつ目標を越えたい」と決意を込める。

【 2017年03月18日 15時51分 】

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  • 全日本大学選抜女子駅伝4連覇を達成して喜ぶ青木(前列左端)、菅野(同2人目)、広田(前列右端)、池内(同2人目)。後列中央は高橋尚子さん=2016年12月、静岡県富士市
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