出版案内
福祉事業団

京都ゆかり大砲、Vの夢追う 同志社中出身、早実4番・野村選手

早実の4番に座る野村選手(右)。清宮選手(左)とともに60年ぶりの優勝を狙う=16日、兵庫県西宮市・甲子園球場
早実の4番に座る野村選手(右)。清宮選手(左)とともに60年ぶりの優勝を狙う=16日、兵庫県西宮市・甲子園球場

 19日に開幕した選抜高校野球大会で優勝候補の早稲田実業(東京)の4番・野村大樹(だいじゅ)三塁手(16)は、同志社中出身の2年生だ。大会屈指のスラッガー清宮幸太郎一塁手(17)の後ろを任される。「今はすべてが清宮さんの方が上。でも飛距離では清宮さんに勝ちたい」と闘志を燃やす。

 16日の甲子園練習では172センチ、81キロのがっしりした体でフルスイング。強烈な打球を連発し、ライナーで左翼席に放り込んだ。「中学では甲子園は広いと思ったけど、今は自分でもホームランが打てると思った」と満足そうに語った。

 小学生の時、兵庫県宝塚市で野球を始めた。同志社中に進学した理由は、親から出された硬式野球をする条件が、大学付属校への進学だったから。約2時間半かけて通学。「長かった。電車で勉強や読書をしていた」。3年のクラス担任だった栢木(かやき)恵子さん(44)は「勉強やクラス生活では何でも一生懸命取り組んでいた。クラスではリーダー的存在だった」と話す。

 大阪市の硬式野球チームで力を伸ばし、15歳以下日本代表の4番にも座った。野球での進学を考え、早実を目指した。幼稚園児だった2006年夏、斎藤佑樹投手と田中将大投手が投げ合った早実-駒大苫小牧(北海道)を甲子園で目の当たりにし、憧れのチームになった。勉強と野球を両立し、同級生の大半が同志社高に進む中、昨春に上京した。

 早実では1年夏から4番を担う。清宮選手も「自分が凡退しても、後ろに野村がいる安心感がある」と信頼を置く。昨秋の東京都大会決勝では九回に右越えサヨナラ本塁打を放った。昨秋の公式戦成績は打率4割5分9厘、4本塁打、チームトップの18打点。それでもさらに飛距離を伸ばしたいと、冬は下半身の筋力強化に取り組んだ。

 優勝すれば、王貞治氏がエースを務めた1957年以来60年ぶり。「個人の目標は打率5割、ホームラン3本」と力強く語り、清宮選手とともに偉業に挑む。

【 2017年03月20日 08時50分 】

ニュース写真

  • 早実の4番に座る野村選手(右)。清宮選手(左)とともに60年ぶりの優勝を狙う=16日、兵庫県西宮市・甲子園球場
京都新聞デジタル版のご案内

    地域のスポーツニュース

    全国のスポーツニュース

      政治・社会

      京町セイカにファン萌え~ 京都・精華でサブカルフェス

      20171120000025

       全国の萌(も)えキャラやご当地アイドルが集う「SEIKAサブカルフェスタ」が19日、京..... [ 記事へ ]

      経済

      性的少数者の虹色、伝統工芸に 京都で動き広がる

      20171119000048

       京都の伝統工芸の職人の間で、LGBT(性的少数者)の尊厳を象徴するレインボーフラッグを..... [ 記事へ ]

      観光・社寺

      紅葉の京都に朝鮮通信使
      再現パレード華やかに

      20171119000129

       江戸時代を中心に、朝鮮国王が修好のため日本に派遣した外交使節団「朝鮮通信使」の行列を再..... [ 記事へ ]

      教育・大学

      「普遍的知識人」の時代終わり? 京都、浅田彰教授が講演

      20171119000108

       現代思想や芸術、文学などジャンルを横断して発言してきた京都造形芸術大の浅田彰教授が19..... [ 記事へ ]

      環境・科学

      森林整備や省エネPR 京都・長岡京で環境フェア

      20171119000028

       京都府長岡京市内で展開している環境活動をPRする「環境フェア」が18日、同市天神4丁目..... [ 記事へ ]

      国際

      聖書博物館がワシントンで開館
      トランプ政権下の展示注目

      20171119000008

       【ワシントン共同】聖書の歴史や聖書が米国社会に与えた影響を振り返る「聖書博物館」が18..... [ 記事へ ]