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ラグビー伏見工、最後の花園挑戦 校名、今季限り

伏見工の校名で最後となる「花園」出場に向け、練習に励む伏見工・京都工学院の選手(京都工学院高)
伏見工の校名で最後となる「花園」出場に向け、練習に励む伏見工・京都工学院の選手(京都工学院高)

 ラグビーの全国高校大会で4度の優勝を誇る伏見工が、現校名では最後となる「花園」出場を懸け、24日に開幕する京都府予選に挑む。合同チームの「伏見工・京都工学院」は今季限りとなり、伏見工の3年生が引退すると、京都工学院の1、2年生が偉大な歴史を受け継ぐことになる。チームは「伏見工の看板を背負って戦うのは最後。支えてくれた方に勝って恩返しを」と闘志を燃やす。

 伏見工は1959年創部。74年に日本代表フランカーとして活躍した山口良治氏(現総監督)が監督に就任し、79年度に全国高校大会に初出場した。翌年度に故平尾誠二さんらを擁して初優勝、これまで計20度の出場で4度の全国制覇と2度の準優勝を果たした。

 OBでもある松林監督は「『伏見』の名前を大事にしてきた中で、最後の節目という自覚はある。ファンから惜しまれる声は痛いほど感じている」と胸の内を語る。選手も、OB戦などで母校を訪れた卒業生から「頑張れよ」と激励されてきた。

 3年生は入学時から、自らの学年が「伏見工」として最後の試合を迎えることを自覚してきた。思い入れは強く、フランカー高木は「伏見の名前がなくなるのは嫌だけど、最後の試合は僕たちしかできない。期待に応えたい」と力を込める。

 今春の全国高校選抜大会出場は逃したが、充実した筋力トレーニングや夏合宿で個々の力が向上。8月の練習試合では大分舞鶴など全国の強豪を相手に7勝2敗の好成績を残した。亀川主将は「接戦を重ね、メンタルの強さとプレーの精度が上がってきた。一日一日を大切にしたい」と勝負の秋を見据える。

 練習拠点はすでに、人工芝やウエートルームが整備された京都工学院のグラウンドに移っている。松林監督は「学校の名前にかかわらず、一人一人がひたむきに、諦めずにラグビーに向き合う姿勢が伏見らしさ。伏見のスピリッツはこれからも受け継いでいく」と話す。

【 2017年09月13日 08時29分 】

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