出版案内
福祉事業団

リオ五輪代表・尾西、最後の出場 全国女子駅伝、三重

三重チームに合流し、現役最後の全国女子駅伝に向けて意気込みを語る尾西(京都市下京区)
三重チームに合流し、現役最後の全国女子駅伝に向けて意気込みを語る尾西(京都市下京区)

 2016年のリオデジャネイロ五輪女子5000メートル代表で、今季限りの引退を表明した三重の尾西美咲(積水化学)が最後の都大路を駆ける。日本選手権で同種目を4連覇した実績を持つ32歳のベテランは古里への感謝の思いを胸に、「楽しんで走りたい」と本番を心待ちにしている。

 三重県伊勢市出身のスピードランナー。全国女子駅伝は三重チーム一筋でこれまで10度都大路を走った。「沿道の応援がすごく多い。1区の上りで友達の声が聞こえて頑張れたことがある」と話す。

 第26回大会(2008年)では、出身の宇治山田商高の先輩であるアテネ五輪マラソン金メダリストの野口みずきさんとともに走り、当時の三重の過去最高タイムを記録した。「みずきさんが来てみんな盛り上がっていた。高校も同じでずっと憧れの選手。当時はすでに実業団に入っていたけど、本当は私もサインをもらいたかった」と笑う。

 高校卒業後の03年に積水化学に入社し、15年。「最初は大学に入ったつもりで4年間頑張ろうと思っていた。こんなに長く続けられた」。13、15年には世界選手権に出場。16年の日本選手権5000メートル決勝では持ち味の終盤のスパートで最後に2人を抜いて4連覇を飾り、初の五輪切符を手にした。

 全国女子駅伝は4年ぶりの出場となる。12日にチームに合流し、「いつも苦しいので最後は楽しんで走りたい。道路の真ん中を走れるのもなかなかないですよね」と笑いつつ、「中学生もいる。結果も大事だけど、年下の選手にとっては学ぶことが多い」としみじみ語る。後輩に積極的に話しかけ、豊富な経験を惜しみなく伝えている。

【 2018年01月13日 09時40分 】

ニュース写真

  • 三重チームに合流し、現役最後の全国女子駅伝に向けて意気込みを語る尾西(京都市下京区)
京都新聞デジタル版のご案内

    地域のスポーツニュース

    全国のスポーツニュース

      政治・社会

      京都移住で「半農半X」を 東京・秋葉原でフェア

      20180120000104

       京都への移住に関心がある人たちを対象にした京都府の「移住・交流フェア」が20日、東京・..... [ 記事へ ]

      経済

      ドローンビジネス「視界良好」 京都の企業、データ収集活用

      20180120000065

       小型無人機ドローンを活用したビジネスが広がりを見せている。ドローンの販売や関連サービス..... [ 記事へ ]

      観光・社寺

      新春の濃茶、もてなし和やかに 武者小路千家が東京初釜

      20180120000114

       茶道武者小路千家の東京初釜が20日、東京都文京区の東京稽古場で始まった。訪れた各界の招..... [ 記事へ ]

      教育・大学

      「軍機」医学、歴史の闇に <731部隊軍医の博士論文>

      20180119000140

       京都府精華町の国立国会図書館関西館で閲覧した731部隊の平澤正欣軍医の博士論文には不自..... [ 記事へ ]

      環境・科学

      快適追求の陰に危うさ <連載「いのちとの伴走」を終えて>

      20180118000179

       科学技術の成果は現代社会の隅々まで張り巡らされ、生の形を変えてきた。だが、快適な生活が..... [ 記事へ ]

      国際

      北朝鮮、21日に視察団派遣
      平昌五輪、韓国に伝達

      20180120000099

       【ソウル共同】北朝鮮が韓国・平昌冬季五輪への芸術団派遣に先立ち、20日に予定していた視..... [ 記事へ ]